WEBライティング実践講座
Webライティング実践講座 ニュースリリースから商品説明まで (WEB PROFESSIONAL)
- 作者: 林千晶,中野克平,中田一会,井上果林,小川治人,君塚美香,吉澤瑠美
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/12/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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▶「転」を作るときのポイント
- テーマが「普通」のときは、テーマが「転」になる「起」を考える
- テーマから考えて良い時は、「普通」をひっくり返して「転」を作る
- 製品設計のワークフローから考えてよい時は、「転」のあるニュースリリースから始める。
▶SEO見出し
- センスに頼らず、Googleの補完機能やツールによる客観指標でメインキーワードとセカンドキーワードを導くのが基本。
- メインキーワード=ワイン、セカンドキーワード=つまみ、ターゲットキーワード:自宅と決めたら、3つのキーワードをできるだけ、メイン、セカンド、ターゲットの順で見出しを作る。 → ワインのつまみが自宅で作れる激旨レシピ
▶あらすじのポイント
- 一般的なあらすじはズームイン、ズームアウト、パンの3種類
- ズームインはメジャーな全体(抽象)からマイナーな部分(具体)を説明するのに適している
- ズームアウトはメジャーな部分(具体)からマイナーな全体(抽象)を説明するのに適正ている
- パンは同列の説明対象や一連の因果関係を説明するのに適している
- ズームアウトからパン、ズームインからパン、ズームインからパンしてズームアウトなどの組み合わせで複雑なあらすじが作れる
▶あらすじはカメラワークズームイン型のあらすじ
- ズームイン型のあらすじ
- 業界全体から自社
- 世界の動画配信規模は◯億ドル
- 国内動画配信規模は◯億円
- 自社の売上は◯億円
- 一般機能から自社製品機能
- Webアプリケーション監視の必要性
- Webアプリケーション監視ソリューションの一般説明
- 自社ソリューションだけの特徴
- ズームアウト型のあらすじ
- ユーザーから大学教育全体
- オープンカレッジ受講者Aさんの話
- オープンカレッジの他の受講者の様子
- 大学と生涯学習全体
- 一人の従業員から自社サービス全体
- 自動改札の保守担当Aさんの話
- 運輸・交通系サービス
- 自社取り扱いサービス全体
- パン型のあらすじ
- ソーシャルメディア系ツールの提供企業のサービス一覧
- ソーシャルプラグインを使えばソーシャル機能を追加できる
- 追加しただけではお客さんは再訪しない
- ゲーミフィケーション機能を使えば再訪しやすくなる
- 何がよくして再訪したのかわからない
- 管理機能を使えば、原因を分析できる
▶日本語らしい「わかりやすさ」のポイント
- 原因→結果の順で書く
- 初めから文を読んで、主語と述語の対応関係が壊れていないか確認する
▶共有される前提で書く、ソーシャル時代のブログ記事
- 共有したいかどうかはタイトルで決まる
- 初対面の人に届ける気持ちで:前後のコンテクストがなくても伝わる内容にする
- ブログだって見た目が9割:Facebookで表示されるサムネイル画像に気を配る
▶文章を面白くする方法のまとめ
- 書出しで見出しのイメージを裏切る
- 書出しに困ったら、テーマと反対の言葉を考える
- 場面転換を繰り返して主張に導く
- 一見関係ない2つの問題が最後に結びついて解決すると満足度が高まる
▶冗長な文章を書かないポイント
- 章や段落など、文章の部品に役割をもたせる
- 文と文が因果関係でつながるように書く
- 無駄な表現は容赦なく書き改める
▶文章を圧縮することのメリット
- 長い文章は書くのも読むのも大変なので、Webだからといってダラダラと書かずに、以下に短い文章でユーザーが興味を失う前にテキストを読んでもらうかを考える
▶企業によるソーシャルメディア対応のポイント
- ソーシャルメディア対応がうまくいかないのは発送が「仕掛けるPR」のままだから
- 「乗っかるPR」を成功させるにはあらかじめコンテンツを用意しておく
- 話題に合せてコンテンツを加工・提供するコーポレート・キュレーションが必要